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ただひたすら「あまつき」について語っています。
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もう10月号がでてるのに9月号…
まあ、気にしない(気にしろ)

「どうだ?」
「本当に大丈夫みたい、建物の中には入ってこれないっぽいよ」
ここは神社の中
外側を先ほどの妖がうろうろしている

「どうじゃ、言った通り建物に入れば大丈夫だったであろ
あの妖は地面に固執している妖での。地面から離れることはできんのよ。」
「では本当にこれで安心ということか」「やれやれ」

しーん。

気まずい間。

もじもじとたずねる鴇。
そっけない返事。

…気まずい間―

「たすけてぇ!緋褪様」
耐え切れない鴇。

「ほ、ほ、久方ぶりの涙の再会は感動ものじゃったが
久しぶりすぎて会話の仕方も忘れてしもうたか」
「久しぶりも何も、鴇とはつい最近知り合ったばっかりだし、
朽葉にいたっては名前を聞いたことがあるだけだ」
「私も鴇と別れたのはつい10日ほど前のことだし
その男のことも見たことはあるが話をしたことは無い」
「「もっとも、鴇とも決して親しいわけではないが」」
「あんぎゃー!!」
鴇、大ダメージ。

「ほ、ほ、そうとは思えぬ息の合いようだがの。
おぬしらも妙な感じはせんか?」
ぎく。
心当たりのある2人。

「…すり合わせてみる必要がありそうじゃの
その2人、それぞれ己のことと この3人に関することを挙げてみい」

「…は?だから俺は5年前に江戸に来て、半年前からここで働いてる。
鴇との付き合いはここ数日だ」
「私は幼いころから沙門様にお世話になっている
鴇とは鵺に襲われているのを助けてからしばらく寺で同居していた。
ええと…
こいつと別れたのは…萱草が…中村屋に迎えに来て…
確か…
真朱とやらの物見遊山に付き合った挙句
途中知り合った黒鳶の妖退治に勝手に付いていき
腰を抜かして伸びていたから呆れて置いて帰ったんだっけか」
「何度聞いても酷いよね、その設定」
「違うか? 違うんだろうな
何か…こんな風ではなかったような気がして…」
「朽葉っ…」

「紺とやら
お主は違和感を感じなんだか?」
「俺は別に…」
「そうかの?ある方の遺した手記によるとこう記されておったぞ。
これによると『白紙の者』『犬神』『今は唯人となった初代白紙の者』と」
「初代…?」
「おや、六合殿は知らなんだか?彼もまた白紙の者であったことを。
『初代白紙の者は私たちがその存在に気付き目をつけた瞬間に唯人となった』とある。
天網に組み込まれたためと思われておるが、
私には『私たちが目をつけたから雲隠れした』ように思えたのだが?」
「雲隠れって…」
「簡単なこと。天網の通りに行動すれば良い。
さすれば六合殿、そなたも唯人になれるぞ?」
「無理ですよ。だって俺は天網とか読めないし」
「そうか、おぬしにもできぬことであったか。
天網を読み解き、書き換えることができるならば
それはもう 天帝と同じだものな」
「な に を
俺はさっきからあんたの言ってること何ひとつわかんねぇよ!」
「やれやれ、今の話、できることなら昔のお前に聞いておきたかったの」

―俺は?
「紺?顔色が悪いぞ?」

「…お前ら、前は俺をなんて呼んでた?」
「は?紺とか、ちんぴらとか」
「篠ノ女」
『しののめ』『こん』
こいつらに呼ばれると何故こんなにしっくりくる?

それともうひとつ、明確な違和感と言うなら―
「俺の部屋から そいつの眼帯が…」
「眼帯?」
「あ、これです
俺のなんですけど別れるときに篠ノ女に預けてて
で、昨夜に紺が返してくれて…」

ふわ、
眼帯に銀朱の蝶が集まってくる
「こ、これ!銀朱さんの蝶です!
こんなに崩れかけて…一体どうして!?」
「この奥からだぞ」

「この奥は?」
「神社とは別棟になっておる。陰陽寮に続いておる」
「だというのにどうして
血の匂いがするんだ?」
「いかん、お三方
足の萎えた私は捨て置き、先に行ってくだされ
この奥には 真朱とあの方 2人とも揃うておるのだ!!」

奥に向かう3人。
そこには鵺が―

鵺が加えていたその人―
鴇のよく知っていた『ちとせ』の顔とかぶる―

----------
何いいぃ!?
紺んんんーーー!?
…と、いった感じの今月号。もう先月号。
うん、確かに白藍達に依頼して千歳を調べてたんだから
あまつきに引き込まれたときにただおたおたしてただけじゃ
おかしいってのはそうかもしれないけどね?
びっくりだよ、紺。
あーなんか彼岸の記憶がある紺を梵と対話させてみたい(オイ

梵天分が不足しています。
…いいよ、今月発売の10巻の小冊子にはきっと梵が出てくるから!

まえにどこかで
「将軍に泣きボクロがあるからあれはちとせじゃないか」
と言うのをみたことがあって「へー」と思ってたけど
どうやら本当にそうらしい。
それに気付いてた人、すげぇ!
全然気付いてなかったよ;

今月は天座面子はおろか黒鳶も紅鳶もいなくて寂しいぃい;;
いや、主人公組が嫌いなわけじゃありませんよ、念のため。
 

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さいきん、あまつきにひたすらハマっています。
特に梵天、露草が大好きです。
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