ドラマCD第４巻

ドラマCDの最新刊が出ましたね。

今回は比較的シリアスなお話。
１巻おきにギャグ色が強いものと比較的シリアスなものと
なっている感じでしょうか。
個人的には２巻と４巻が好みですかね。
３巻も話は割と好きなんですが、
天座の設定があれあれあれ…って感じがするので…；；

今回は珍しく鴇が活躍した話。
主人公なのに活躍するほうが珍しいってどうよ(笑)

…そして梵天はおまけにしか出てこない話…；；

朝飯の風景。
良い豆腐を手に入れたと上機嫌の紺。
京都の豆腐、あれは本当に美味いｖ
他の豆腐とまろやかさが違うんですよね～
しかし、冷奴にすべきという朽葉と、
手の込んだ調理をしたい紺との間でもめて、
結局おじゃんになる豆腐…あわれ…

紺が全財産をつぎ込んで手に入れた豆腐を失い、
暗い朝食風景。
そこへ平八がやってくる。
紺が駄目にしたのと同じ豆腐を、
しっかり食べて上機嫌な平八。
新しい見世物小屋に｢駱駝｣がいるから見に行かないか、と誘いに来る。

しかし豆腐の逆恨みで全員から断られる平八…
…八つ当たり、ですよね。
平八、かわいそうに。

その後、沙門が帰ってくる。
どうも眠ったまま起きなくなる謎の病気が多発しているらしい。
妖の仕業にしろ、奇病にしろ、
原因がわからないため対処しようが無い沙門。とりあえず、休む。

沙門が寝ている間に寺の大掃除をする鴇と朽葉。
さすが現代っ子、鴇。体力の無さが際立っています(笑)
カタバミで鍋をこするとピカピカになるという。本当かな。

場所は変わって、両国。
やっぱり一人だと寂しい平八は、なかなか見世物小屋のほうへ行けない。
そこで偶然、露草と出会い、露草を半分無理やり引っ張って見世物小屋へ向かう平八。
…露草、こんなところで何してたんだって突っ込んでもいいですか…

二人で駱駝を見物する平八と露草。
なんだかんだ文句言いながらも露草、駱駝がすっかりお気に入りの様子。
もっと駱駝を見たかったんだね！
｢そっちにもらくだがいるのか？｣って！
露草かわいいよ露草。

次に平八が眼にしたのは｢未来が見える｣小屋。
駱駝じゃないなら興味が無い（？）露草と別れて一人で見世物小屋に入る。
そして…

次の日の、朝
平八が件の眠り病にかかったと聞き、駆けつける３人。
沙門から眠り病にかかった人は両国に行っていたらしいと聞き、
両国へと向かう。

両国で情報収集をする３人。
そこで露草と出会う。
もう一度駱駝を見たくてうろうろしていた露草。
意外と動物好きです、露草。

真っ先に露草を疑う朽葉。
わー偏見だー。
露草は平八が別の見世物小屋に入っていたと告げる。
疑うのはそこを調べてからにしろ、と。

平八の一大事なんだから、露草、一緒に調べてやってもいいじゃないかっ
（いや、実際に露草が一緒に行っていたら
この話、何の盛り上がりもなく一瞬で終わったような気もするので
それはおいておきましょう…）

小屋に入ろうとするも、金が無くて入れない一行…
鴇がナンパアイテム・手品のハンカチを木戸銭代わりに主人に渡して
小屋に入ることができた。

小屋の中はお化け屋敷風になっており、中心には派手な手鏡。
それを覗くと…

中に見えたのは幸せいっぱいの未来の自分の姿だった…
鏡に引き込まれそうになる紺と朽葉。
一方、幸せな未来を見せられても思いっきり冷静な鴇。
現代っ子でドライな鴇は鏡の術にはかからない…
これ、｢白紙の者｣とか関係無しに普通に効いてないんですよね？

幸せな未来では術にはめられなかったため、姿をあらわした鏡。
自らは｢雲外鏡｣であると名乗り、今度は３人に恐ろしい未来を見せる…

鴇が見たのは皆から嫌われ、疎まれる未来…
しかし、それにも惑わされることなく、
彼を拒絶しようとする朽葉、紺を受け入れようとする鴇。

恐れの未来でも、鴇を惑わすことはできなかった。
鴇は、今度は雲外鏡の姿を水鏡に映し、真実の姿を映し出す…

鏡は雲外鏡などではなく、
妖になり損ねた九十九神の出来損ないだった。
九十九神になる前に人間に捨てられたため、
妖になることもできず、かといってただの道具にも戻れない…

人に捨てられ、錆びてボロボロになった鏡を
カタバミの汁でピカピカに磨いてやる鴇。
でも裏はボロボロのままだから人には使ってもらえないのでないか、と紺。
妖なら使ってくれるのではないか、と鴇。
鏡を露草に渡す。

梵天の髪を整えてやっている空五倍子。
せっかく露草が鏡を持って帰ってきたのだから使わないか、と誘う。
特に興味のない梵天。
梵天がいなくなってから一人、鏡の前でいそいそとキメる空五倍子。
その現場を露草が目撃して…
「おーい梵天ー！」

…ラストの露草が最高ですｖ
空五倍子の面白い姿を目撃して真っ先に梵天に知らせに行く様がっ！